仏像の種類

仏像には4つのグループがあります。それぞれまとめました。

TV番組で「週刊ニッポンの国宝100」の編集長 高橋氏が解説されていましたが

国宝 八部衆立像 阿修羅は人気ナンバー1ですが、仏像のランクは一番低く会社員で例えると

平社員クラスであることは意外でした。

グループ 何をされるか 仏像の種類 会社の役員に例えると
如来

(にょらい)

悟りを開いた 釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、毘盧舎那如来、大日如来など 社長
菩薩

(ぼさつ)

悟りを求めて修行しつつ人々を救済 弥勒菩薩、観音菩薩、十一面観音、千手観音、不空羂索観音、如意輪観音、馬頭観音、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩など 部長
明王

(みょうおう)

仏の教えに従わない者を懲らしめる 不動明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、愛染明王、孔雀明王など 課長
天部

(てんぶ)

仏とその教えを守り人々に現世利益をもたらす神々 阿修羅、梵天、帝釈天、金剛力士、四天王、十二神将、吉祥天、弁才天など 平社員

 

仏像の種類をより詳しく丁寧に紹介されている本もおすすめです。

仏像の見分け方や寺院建築の決まりといった基礎知識も知ることができます。

■主な章構成
巻頭 5分で分かる仏像とお寺
第1章 仏界のトップ・如来
第2章 菩薩はただいま修行中
第3章 明王は怒れる如来
第4章 天部は仏界の用心棒
第5章 仏になる人、仏像をつくる人

仏像とお寺の解剖図鑑

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