聖林寺 概要

聖林寺は、奈良時代（和銅五年 712年）に談山妙楽寺（現談山神社）の別院として、藤原定慧（鎌足の長子）が建てたとされています。本尊 子安延命地蔵は、安産と子受けのお地蔵様として人々に親しまれてきました。
そして、国宝の十一面観音菩薩は、慶応四年（1868年）に大御輪寺（大神神社の神宮寺）より移され、開扉されて以来、美しいお姿は多くの人々を魅了してきました。
※十一面観音菩薩がお祀りされていた観音堂は、現在大規模な改修工事が進められており、令和四年秋頃まで聖林寺での拝観はできません。

聖林寺までの道

バスを降りてすぐに見える看板です。

少し歩くと見えてきます。

入り口にある観音堂工事についてのお知らせです。

本堂

赤い南天が印象的でした。

十三重塔

三輪山の山稜や箸墓古墳などが散在する奈良盆地の東半分を望むことができます。

 

西陣織写し十一面観音

奈良国立博物館展示により不在なため、西陣織写し観音がおられました。※写真撮影可能です

右端の観音御守り紫色（500円）を授かりました。

 

御朱印

2種類の御朱印をいただきました。

十一面観音

九華殿（お地蔵様のおられる場所）

 

観音堂改修クラウドファンディングについて

十一面観音が祀られていた観音堂は、1959年に建てられた日本初の鉄筋コンクリート造でしたが、築60年を経て一部鉄筋がむき出しになったり、耐震基準を充たさないなどのため、改修工事が進められています。
当初、総額1.5億円もの莫大な費用を要するとされていましたが、改修工事が進められていくうちに追加工事が発生し1,000万円の増額となったため、最終章として、2022年4月27日（水）23時までクラウドファンディング

【最終章】奈良・聖林寺｜国宝十一面観音、観音堂改修にご支援を

で支援を受け付けされています。

私も少額ですが、支援させていただきます！

 

 

 

住所

〒633-0042 奈良県桜井市下692

電話

0744-43-0005

拝観料

大人（中学生以上） 400円
小学生 200円
団体（30人以上） 360円

＊
11月の曼荼羅公開中のみ
大人（中学生以上） 500円
小学生 250円
団体（30人以上） 450円

拝観時間

9:00 ～ 16:30（年中無休）

アクセス

近鉄・JR桜井駅より奈良交通バス（※）談山神社行き「聖林寺」下車すぐ

※時刻表は、https://navi.narakotsu.co.jp/timetable/ でご確認ください。

HP

公式HP

トイレ

行祭事

花ごよみ

千両・万両 せんりょう・まんりょう
11月 ～ 2月

南天 なんてん
11月 ～ 2月

ご利益

子授け
安産