特別展「奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション」
奈良国立博物館で開催中の特別展「奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション」のレビューです。展示物を全て撮影可能というありがたい状況にワクワクしながら会場入りしました。
入り口です。
奈良博三昧 概要
会期:令和3年(2021)7月17日(土)~9月12日(日)
前期:7月17日(土)~8月15日(日)
後期:8月17日(火)~9月12日(日)
午前9時30分~午後6時、毎週土曜日は午後7時まで(入館は閉館の30分前まで)
※日時指定制ではありません。
休館日:毎週月曜日(8月9日は開館)
会場:奈良国立博物館 東・西新館
公式サイト:https://narahaku-zanmai2021.jp/
展示内容
合計245件(うち国宝13件、重文100件)の作品によって、以下の全10章で日本仏教美術1400年の歴史をたどっています。
- 第1章 ブッダの造形
- 第2章 飛鳥・白鳳・天平の古代寺院
- 第3章 写経に込められた祈り
- 第4章 密教の聖教のみほとけ
- 第5章 仏教儀礼の荘厳
- 第6章 地獄極楽と浄土教の美術
- 第7章 神と仏が織りなす美
- 第8章 高僧のすがた
- 第9章 南都ゆかりの仏教美術
- 第10章 奈良博コレクション三昧
会期中いつでも展示しているすべての作品や解説パネル、展示室内の風景などを撮影可能です。撮影した写真は、SNSに投稿するなど、インターネット上で公開することができます。(一部の作品を除く)
撮影した写真の中でお気に入りをご紹介します。
仏像
如意輪観音菩薩坐像
五大明王像
如意輪観音菩薩坐像
(奥に見える五大明王像が可愛らしくも思えました)
大威徳明王騎牛像
(サイズ感が小ぶりなこともあり厳しい表情でも可愛らしく見えました。そして影も作品の一部になっているようでした)
獅子
伽藍神立像
増長天立像
多聞天立像
兜跋毘沙門天立像
愛染明王坐像
巻物
その他の魅力的な作品たち
春日神鹿舎利厨子
(写真では大きく見えますが実際には37cmほどで小ぶりです)
両界曼荼羅
埴輪犬
(埴輪犬も展示されていました)
購入したグッズ
絵はがき 各165円
(地蔵のスタンプが押された手作りの袋がいいなと思いました)
辟邪絵のトートバッグ ¥1,100
感想
仏像や絵巻、曼荼羅など数多くの大変貴重な作品を目にすることができ、さらに写真に収めることができたことは本当にありがたく、可能にしてくださった方々へ感謝してもしきれません。
8/17から始まる後期も楽しみです。皆さまもぜひ奈良博で「観仏三昧(かんぶつざんまい)」を!