誕生釈迦仏立像(東大寺)
[尊像名]誕生釈迦仏立像(たんじょうしゃかぶつりゅうぞう)
[寺院名]東大寺
[材質、仕上げ]銅造、鍍金(めっき)
[時代]奈良時代
[仏師]
[像高]47.5cm
[灌仏盤直径]89.4cm
[概要]
天平勝宝4年(752)4月の大仏開眼に合わせて造像されたと考えられており、生まれてすぐ右手を挙げて「天上天下唯我独尊(※)」と宣言した姿を表している。
飛鳥時代から4月8日に椿や馬酔木で飾った花御堂が大仏殿前に置かれ、誕生釈迦仏立像の模像に甘茶をかけて灌仏会(花祭り)が行われている。
※「天上天下唯我独尊」とは「宇宙の中で私より尊い者はいない」という意味