四天王立像(興福寺東金堂)
[尊像名]四天王立像(してんのうりゅうぞう)
[寺院名]興福寺東金堂
[材質、仕上げ]木造、彩色・截金
[時代]平安時代
[像高] 持国天:162.5cm、増長天:161.0cm、広目天:164.0cm、多聞天:153.0cm
[概要]
東金堂に伝来した平安初期の四天王像。当初の彩色がよく残っており、文様の種類も豊富。
四天王も邪鬼も大きく見開いた眼が特徴的で、特に邪鬼は、ひょうきんな表情をしている。黒眼の部分は、木粉などを混ぜたペースト状の漆で塑形し、これに黒漆を塗ったものが嵌め込まれている。