薬師三尊像(興福寺東金堂)
[尊像名]薬師三尊像(やくしさんぞんぞう)
[寺院名]興福寺東金堂
[材質、仕上げ]中尊/銅造、漆箔、両脇侍/銅造、鍍金
[時代]中尊/室町時代、両脇侍/奈良時代
[像高]中尊/255.0cm、左脇侍/300.3cm、右脇侍/298.0cm
[概要]
興福寺は、幾度もの被災と復興を繰り返してきた。現東金堂本尊の薬師如来坐像は、応永22年(1415)の第5次再建時に鋳造された。両脇侍像は、奈良時代の作で、文治3年(1187)に東金堂へ移坐された。応永18年(1411)の火災では運び出され、難を逃れ現在に至っている。