「奈良-日本の信仰と美のはじまり」展(ロンドン:大英博物館)

フランス:ギメ東洋美術館での展示「古都奈良の祈り」(約31,900人が来場)に続き、ロンドン:大英博物館において、奈良県が誇る7つの古社寺(法隆寺、薬師寺、東大寺、唐招提寺、西大寺、春日大社、丹生川上神社)から名宝15件(うち国宝5件、重要文化財6件、奈良県指定文化財1件)・全19点を中心に出陳されており、古都奈良の奥深い魅力を紹介するものです。

奈良から出陳される作品に加え、大英博物館の日本コレクションからは、聖徳太子孝養像や春日地蔵曼荼羅などの関連する絵画作品8点があわせて展示されます。このうち、法隆寺金堂壁画の模写を通して、大英博物館と奈良との国際的な繋がりを特集します。また、オーレル・スタインが請来した敦煌仏画2作品も加え、奈良へと至る仏教伝播の過程も紹介します。

奈良県内の複数の社寺が所蔵する名宝を一望できる美術館を海外で開催するのは今回初となることもあり、世界のより多くの方に奈良の奥深い魅力を知っていただけたらと思います。

展示される名宝から2点紹介します。

1点目は、国宝 誕生釈迦仏立像及び灌仏盤 奈良時代(8世紀)東大寺

2点目は、国宝 観音菩薩立像(夢違観音) 飛鳥時代(7〜8世紀)法隆寺

 

会期:201910月3日(木)~1124日(日)

会場:英国 ロンドン 大英博物館
朝日新聞ディスプレイ(Room3)、三菱商事日本ギャラリー(Room93

主催:奈良県 大英博物館

協力:日本航空

 

 

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